学校研究発表会(9/15)
学校研究発表会(令和5年9月15日)
研究発表会の趣旨
児童一人ひとりがこれからの社会を生き抜く上では、人とかかわりながら自らの考えや思いを主体的に表現し、
伝え合いながら相手を尊重し、実践につなげることが一層求められてきます。そこで、日々の学習や生涯にわたる
学びの基盤となる資質・能力として「読解力」を向上することに焦点を当て、国語科と算数科において、協働的な
学びと探究的な学びの指導について鈴谷小では研究を進めてきました。
また「さいたま読解力向上プロジェクト」でも示されている通り、これからの子どもたちには予測不能な社会を
生き抜いていくために児童が主体的にテキストを読み解いていく力が求められます。それを実現するために、
「連続型テキスト」や「非連続型テキスト」など多種多様な「つなげて読む」「比べて読む」「重ねて読む」活動を
充実させ、「消費する読みから探究する読み」ができる児童の育成を目指しています。
こうした鈴谷小の日々の実践を他校の先生方にもご覧いただき、これまでの研修の成果についてご意見をいただき、
また今後の課題を明確にし、研修のより一層の推進を図るために研究発表会を実施します。
「国語パート」「算数パート」の実践
国語パート
国語パートでは、「授業構想メモ」をベースに、教員が自身の授業観や手立てを見直し、「読解力向上」に迫る
手立てを工夫してきました。特に教科書以外にも補助テキストを活用し、子どもたちの考えや思考を広げるような
学習活動の工夫を図っています。
算数パート
算数パートでは、算数としての「つなげる」実践として「式」「文・言葉」「図・絵」の関連を意識させた学習を
推進してきました。学び方についても子どもたち自身が自分に合う学習法を、自分で選んで思考を深める「交流タイム」を、
各学年の発達段階に合わせて試験的に実施しています。
また学習で学んだことを生活につなげることができるように、自身の生活と関連させながら学習を進めています。